海運就職指南 – 船舶金融

船舶金融とは?

船舶を造船する際にする際に、数億単位の資金が必要であり、船主は主に銀行や造船所から融資を受けて船舶を造船をする。あるいは、船主は購入予定の中古船を担保に資金調達を行う。一般的な金融の世界では、プロジェクトファイナンスと呼ばれている。また、為替オプションの売買などを行い為替変動リスクの対応なども行う。

就職・転職

まず、新卒でいきなり銀行に入っても、希望すればすぐ船舶金融に関われるという事はないと思われる。もし、金融業界から海運業界に入られたい方がいれば、まずは海運業界のどこかに入ることをお勧めする。リース会社や銀行などは、海運会社出身(運航事業出身)の者などにも転職市場では門戸が開かれていることが多い。

穴として、考えられるのは、リースなどのアレンジに関わる船舶ブローカーになるという選択肢もある。この場合、プロジェクトやShips Sales and Purchaseに関わるブローカーになれれば、投資回収のモデルを作ったりするなど、一部業務に関わることが出来る。船舶ブローカーに関しては、後日まとめを書きたいと思う。

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