海運 就職 転職

海運会社の就職・転職について書いてみたいと思う。様々な就職サイトで就職のコツとか、業界について書かれてはいるが、正直に言って大手海運3社周りの事だけを書いていたものが多く、学生や転職者にとってあまり有益な情報は含まれていないような気がする。しかも、内容も似たり寄ったりで、3社以外の就職に使えない(?)いや使えもしない情報だと思う。海運業界に入りたいのであれば、大手3社以外にも海運会社は無数にあるのだから、もう少し選択肢を広げても良いと思う。そして、ここでは純粋な海運会社(ここでは外航海運会社)について業界の構造から説明をし、役割などについて説明する。

1, 海運会社とは?

多くの就活生そして転職を志す多くの求職者は、実に多くのXX海運 or YYマリンという社名で求人が出ているのを目の当たりにする。海運と付く会社であれば、代理店である可能性もあるし、曳船(タグ)手配会社であったり、船主だったりブローカーであったり実はその役割は多種多様であり、仕事のやり方も性質も違う。就職希望者は、まず自分がどんな仕事をやりたいか考えて、会社がどんなことをやっているかを見極めるところからスタートした方が良い。

2, 海運業界

海事業界(ここでは外航海運)の、ビジネスモデルを上記の如く作成した。このブログでは、主に船主系、ファイナンス系、リスクマネジメント系、陸上支援系、
トレード系の仕事にざっくり分け仕事の詳細について説明していく。カテゴリー分けしなかった職種としてブローカーがいるが、この仕事については別途説明する。海運大手に関して言うと、上記の役割をローテンションでこなすと考えてもらって構わない。